写真はきれいに写るのが一番の条件ですが、サービス判で楽しむならどんな一眼レフでも満足します。しかし、使い勝手となると違います。操作がたくさんあるカメラは最初は楽しいですが、使うにつれ面倒になり操作方法を忘れます。ボディはシンプルが一番ということで最新のEOS Kissシリーズ。

この中でも一番安いKiss F(レンズキット 税込67,000円)で十分一般撮影に使えます。X2ならプロにも使えます。デジタルは発売時期の遅いものほど内部のコンピュータの性能がいいみたいです。一眼レフのレンズはキャノンの超音波レンズに勝負できるのは、ニコンの超音波レンズぐらいでしょう。いいところは音がしない、ピント合わせが早い、レンズの回転による反動がほとんど無い。悪いところは、電池の消耗がモーター駆動のレンズに比べて早い。値段がだいぶ高いところです。

コンパクトデジカメもキャノンIXY 910 IS（税込24,800円）がお勧め。デジカメが苦手な広角に強いズーム付です。

もう少し安いIXY 20IS（税込22,800円）もレンズは標準ズームですが安いのでいいでしょう。

高倍率コンパクトズーム機の写りは悲惨なものがあります。
ズームが高倍率になるに従い、レンズの明るさが暗くなります。
暗くなるとシャッタースピードが遅くなり、手ぶれが起きたり、ストロボの光が利きません。ワイド側で写せばまだましですが、高倍率ズームが付いているのでどうしても、わざわざ離れて望遠側を使います。被写体に届く光の量は、距離の二乗に反比例しています。つまり、距離が倍になれば、光の量は４分の１になります。

室内でのストロボ撮影には望遠側で写さないようにしましょう。
望遠は晴天屋外で使用することをお勧めします。

デジカメは明暗のきつい被写体は苦手で、暗いところも苦手。
白くなったり、黒くなったら救いようがありません。
暗い所ではストロボの届く距離で、明暗のきつい場所では、明か暗のどちらかを重点に撮影するようにしましょう。
当店でお買いあげいただいたデジカメのパソコンへのセッティングは無料出張サービスしています。